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久しぶりに映画のレビューでも書こうかな。最近またちょこちょこ色んなもの見出してまして。
家でのんびりする時間も増えたし時間あると映画観たくなるね。 んで、今日のえーがは 「張り込み」(2000年 日本) 監督 篠原哲雄 出演 若林しほ 小市慢太郎 堺雅人 自殺が相次ぐある団地。そこに住む主婦、スミレの家に、張り込み担当の刑事がやってきた。最近マスコミを賑わせている、駅やホームセンターの爆発事件のエリアがこのあたりに移ってきているという。その犯人が、どうもスミレの住むマンションの向かいの棟に潜伏しているという話なのだ。張り込みにはこの部屋の立地が最適だという。警察手帳を見せられ、仕方なく中に通すのだが…。 ずっと観たかった映画。けどTSUTAYAになかなかなくてあきらめてたんやけど、家の近くに最近オープンしたGEOに行ったらあったので即効かりました。 前にレビューに書いた「月とキャベツ」を撮った篠原哲雄監督が『ラブ・シネマシリーズ』の中の一つとしてとった作品だそうな。 この監督の作品は後「昭和歌謡大全集」も観たけど、ほんま作品ごとに色が違いすぎる。 ほんまに同じ監督が撮ってんのかなって思える。幅が広いね。 んで、この映画ですが、こういうストーリーほんとに好きなんよね。謎な男となんかありそうな女。他に主要なキャストはほとんど出てこない。舞台は団地の一室でいわば密室。余計な状況描写もないし、モノクロだからなんか余計に謎な感じが深まる。 「こういう映画撮ってみたいな」って普段映画観ててあんまり思わないけど、この映画は観てて純粋に自分でも撮ってみたいなって感じた。 以前S井がブログで 「男と女、それプラス何かがあれば、映画は成立する。」 っていうグリフィスの言葉引用してた。んでK子ちゃんが「空」って答えたっていう。 おれあのくだりにすごく感動いたしまして。それから「自分だったら何だろう?」ってたまに考えるんやけど、おれのプラス何かは 「謎」 かなーってふと思った。 「どういうことやねん?」て思わず不快感さえ抱いてしまうような映画。 で、それが具体化されてるのがこの映画のような気がした。 しかし吉岡役の小市慢太郎まじいいわー。なんか最近「救命病棟」とか出ちゃってたけど、こういう役でリアルにこわさを感じさせるからマジいい。 いい画像あったんではっときます。 久しぶりに長く書いた。やっぱこういうことはmixiよりもこっちのほうがいいねー。
by clock-work-apple
| 2005-12-14 03:39
| 映画
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